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代表者紹介

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花と出会い、花に育まれて、Hana花房を設立。
「花を通じて幸せが連鎖すること」を胸に活動を続けてまいりました。
思えばなんて幸せな花人生かと、花を通じての全ての出会いに感謝するばかり。
そんな高木の花との歩みを少しお話させていただきます。

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私が草月流いけばなに入門したのは15歳の春。
当時、学校にいけばなの先生が来て指導していただける文化教室のようなものが
開講されており、ここに入門したことが、
私のその後の人生を決定づけた「花」との出会いでした。
週1度のお稽古を終えた後、家でいけ直すと家族が喜んでくれることが
とても嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。

dai_r8_c5.jpg そしてお稽古を続けるなか、大学へ進学すると
同時に草月流師範の免状をを取得しました。
卒業後は金融関係の会社へ就職。
社会人になってからも、仕事の合間をぬって
お稽古を続けてきました。
師範になっても、さらに上の級があり
「研鑽に終わりがない、いけばな」の世界に
魅了され続けたのです。

そして、花に向き合い造形作品を創り上げる時間は、私には欠かせない
自分自身と向き合う時間でもありました。
しかしながらこの時は、いけばなはあくまで趣味の範囲のお稽古にすぎませんでした・・・。

 

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社会人になり3年目に突然転機が訪れました。
営業アシスタントの業務はやりがいはあったものの、次々と部署間の異動があり組織の中では、ひとつのコマに過ぎないというジレンマを感じるようになってきました。
私は経験を積み重ねて、ステップアップできる仕事をしたいという気持ちが
次第に強くなってきたのです。

その矢先、正月に友人宅で正月の花をいけたところとても喜んでもらえたのです!
自分がいけた花が、家族以外の人達に受け入れられたことに、新鮮な感動を感じました。
その時初めて、「もっともっと勉強して本気で花の仕事をしたい!」と強烈に思い、
お正月休暇を終えた初出勤日に、退職願いを出してしまいました。
今思うと突然の転機のようで、私の今につながる必然の出来事に思います。

 

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このときは、花を仕事に!と思う一方、「花の仕事」については知識がない状態。
そこで、自分の幅を広げるためにいくつかのフラワーアレンジメントの専門校へ通います。
自由な時間がたっぷりとある学生のような生活に戻り、時間を有効活用しようと
私の取った行動は実にわかりやすく、「フラワーショップでアルバイトがしたい!」でした。
しかしながら経験がない私はどのショップでも門前払い・・・途方に暮れつつも、
未経験者可の募集を見つけて面接に挑んだところ、150名の応募者の中から
5名の採用枠に入ることができたのです!

後日「まっすぐな目をしていて、明るい雰囲気があったんだ。
だから、経験はなくてもこの子なら頑張れるな、と思ったんだよ。」と、笑いながら
かけてくれた店長の言葉がありがたく、今でも忘れることができません。
こうして、私は花の仕事に魅了され、のめり込んでいったのです(笑)

 

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この頃から、いけばなの恩師のアシスタントをさせていただいていた私は、
次第にいけばなの先生になりたい、という思いが募るようになりました。
このとき、週1日教室を貸すので自分の教室を開いてもよいと先生から
お声がけいただけました。このうえないチャンス到来!
そこで、友人達に「いけばなやらない?私がちゃんと教えるし、お免状も取れるのよ!」と声がけしたところ、3人の友人が、私の生徒になってくれました。
彼女達は、とても熱心に稽古に励み、着実に免状も取得し、いけばなの世界に手ごたえと
魅力を感じてくれました。
花の楽しさを知った友人達の口コミで生徒さんが増え、私自身はゆっくりではありながらも、着実にいけばなの講師としての楚を固めることができたのです。

いっぽうフラワーショップでは、私はいけばなで枝物をいける技術が身についていたので、お客様の家へ花を持って伺い、その場でいける「生けこみ」という仕事もするようになりました。
枝ものを用いて大きくいけると、お客様が喜んで下さり「毎週来て欲しい」と定期的に
仕事をいただけるようになりました。
ショップの周辺には、高級マンションや、デザイン事務所が沢山あり、
目の肥えたお客様が多かったので、継続的に仕事をいただけることは、
私にはとても嬉しく名誉なことであり、同時に自信にもなりました。

フラワーショップに1年半勤めた後は、花の流通を知るため、花市場の仲卸し店でアルバイト。
花市場のセリは朝の7時。セリのある開場日は始発電車に乗っても間に合わず、
駅から走って市場へ。想像を絶する忙しさに目を回しながらも、くるくると仕事を
こなす日々でした。そして、いけばな教室に加えて、店舗を飾るフラワーディスプレイも
少しづつ受けるようになり、また、友人の口コミを通じてブライダルブーケの
制作もするようになりました。
自分自身のいけばなのお稽古も、フラワーアレンジメントの専門学校も継続しており、
加えて花の写真を満足できるように撮影したい!と思い、写真スクールにも通い、
1日フルに花に携わる生活、まさにこのころは寝る間もない状態でした。
しかし、花に触れるほどに、自分が花に近しくなれるように感じ、困難やトラブルがあっても前向きな気持ちで乗り越えてこれました。
そう、すべての原動力は「花への熱くたぎるような想い」だったのです。

 

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情熱的に花にのめりこむ一方、この頃の私は広範な花の仕事をしていくうちに、
表現したいことが増えすぎ、自分は何になりたいのか?本当はどこを目指しているのか?に悩むようになりました。
また、根本的に異なるいけばなとフラワーアレンジを、独自にミックスさせていくスタイルを、いけばなの恩師にも、フラワーデザインの先生にも、半端だと指摘されて、自分自身の方向性を見失いかけていました。

そんな答えがでない状況を打破するキッカケを自分に与えるべく、
思い切ってドイツへ花留学しました。
ドイツでは日本の文化がとても尊重され、西洋のセンスの中に日本の文化が溶け込み、
それがフラワーデザインに生かされているように感じました。
ドイツ唯一の国立花き芸術専門学校「ヴァイエンシュテファン」では、オブジェとは何か?デコラティブ(飾ること)とは何か?と、喧々諤々の議論が毎日なされていました。
この中自分自身で答えが出せず、ますます煮詰まっていく私を目覚めさせてくれたのは、ドイツの先生のなにげない一言でした。

  「あなたの中にあるいけばなを大切にして下さい。
               そして、形よりも花をいける気持ちを大切に。」

いける自分自身の内面を映し出してしまうのが「花」であるからこと、
理屈ではなく見る人の気持ちを動かすような花をいければいい、創ればいいんだ!
私がこれまで学び続けてきたいけばなの良さを生かしながら、何にもとらわれず、
自分らしく表現していけばいいんだ。
世界に誇れる日本の伝統文化「いけばな」、ひとりの日本人としてこれを
最大限に表現していきたい。ひとりでも多くの人に、いけばなの良さを、花がある生活を、大切な人へ花を贈ることの幸せを感じてもらいたい。
原点帰り、素直な気持ちで花と向き合うことこそが私の目指すスタイルなのだと、
この先生の一言が改めて私の目を開かせてくれたのです。
そして、ドイツで目覚めたこの気持ちは今もなお変わっておりません。

 

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目指す道が定まった私は、自分の舞台を作らなくては!と
矢も楯もいられない気持ちへ駆られました。
そして、ドイツからの帰国する飛行機の中で、
自然に頭に浮かんだのが『Hana花房』という言葉でした。

洋花、西洋のデザインを表す意味の「Hana]
和花、日本のいけばなを表す意味の「花」
そして、なににもとらわれないで創作する工房という意味で「房」
つまり、洋、和を問わずに心自由に花を創造するアトリエ。
こうして、Hana花房は生まれたのです。

 

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Hana花房では、花に携わるすべての仕事を私が一貫して行っておりますが、
これは決して私ひとりの力でできることではありません。

花の生産者、流通業の皆さん。
Hana花房の業務に関わるすべての業者さん。
フラワーギフトをお買い求めくださるお客様。
「お店が華やぐし、お客様に”いつも綺麗ですね!”と言われるよ」と
微笑んで下さるクライアント様。
「高木さんにお願いしてよかった♪」とお姫様のような笑顔を下さる花嫁さん。

仕事のこと、恋愛のこと、結婚のこと、色々なことを抱えながらも、Hana花房へ来ると
リラックスできると、看板犬アクセルの頭を撫でながら微笑む生徒さんたち。
子ども教室で幸せな笑顔をかわす、お母さんとお子さん。
「お花はやっぱりいいわね~♪」と花の命に触れていくほどに、
表情がイキイキと輝くシニア教室の方々。

Hana花房が展開するすべての花の仕事を通じて、ひとりでも多くの方に笑顔がこぼれて
幸せが連鎖していくこと。

これが、花を生業とする私の使命であり、そして大きな願いです。

 

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だからこそ、Hana花房での全ての仕事、小さなひとつひとつの事にも
精一杯の心を込めてあたります。
そして思うことは、花を通じて、皆さんの笑顔を見て、
私自身が一番幸せをもらっているということです。
この自分自身の幸せをかみしめながら、花に、Hana花房に関わってくださる全ての方に
心からの感謝を常に忘れず、この先も精進し続けてまいります。